2016年9月25日日曜日

旅の続きイタリア

帰国してもう1か月程経ちますので駆け足で旅の報告をします。

今回のイタリアは珍しく仕事としての用事が少なく
ほぼプライベートで古い友人を訪ね歩いたりしてました。
最初のローマでも観光したり(ミケランジェロのモーセ)


古い友人と中華を食べたりとゆっくりしてました。

そしてローマを後にした僕は20年前
僕がイタリアで最初に住んでいた町ペルージャへと向かいました。



ちなみに今回のレンタカーは新しく出た4人乗りのsmartです。
小ぶりだけど一人旅にはちょうど良く走りも軽快でした。
ペルージャに行く前にちょっと寄り道で僕が2005年に収めた
アッシジ・サンフランシスコ教会のレリーフを見に行きました。


当たり前ですが変わらずそこにありました。
金色だった階段状の部分が黒くなっていい感じに時間を重ねてます。
7年ぶりの再会でした。

そしてペルージャへ、


大聖堂とその前の大階段です。
ペルージャに住んでいた人なら皆経験があると思います。
昼となく夜となくこの階段に座って行き交う人達を眺めながら
おしゃべりしたりビール飲んだり、懐かしい場所です。
今回も20年前に一緒に住んでいた友人宅を訪ね
食べきれないほどのご馳走と今の彼の家族に会い大満足。
写真は載せないでおきますが子供が3人に増えていて賑やかで幸せな家でした。

ペルージャを後にして次はフィレンツェに向かったのですがその前に
やはり寄り道してキャンティ地方のワイナリーを何軒か訪ねました。


そのうちの一つCastello di Verazzanoです。
近年大規模化して割と日本でも手に入るお酒になりました。
ここでは酒蔵ツアーに参加しワインも沢山いただきました。

ようやくフィレンツェです。


この町の大聖堂はいつ見ても美しく壮大です。
ここでもペルージャ時代の古い友人と会い去年生まれた子にも会いました。
やはり顔写真は載せませんが代わりに一緒に食べたフィレンツェ風ステーキを。


通常Tボーンですが大きすぎるのでLボーンにしてもらいました。
この地の肉とこの地のワインはやはり最高でした。

フィレンツェを後にしていよいよ我が町カッラーラへ、


ここに来ると不思議と時間の経過がなくなり
まるで今でもずっとここに住んでいるような錯覚を持ちます。
用事を済ませてから久しぶりに石切り場を見に行きました。


現在の「ミケランジェロの石切り場」です。
その名の通り彼が惚れ込んで使っていた大理石が取れた場所で
質の良い部分は取りつくされてずっと閉山していた採石場です。
しかしここ数年、山の頂上部に残っていた良質の大理石を取ろうと
採掘作業で出た石の屑で昔掘られた部分を埋め戻して頂上部へ
(写真の一番高いところ、色が切りたてで白く見えると思います)
とうとうたどり着いて最近採石を始めたそうです。
僕はまだ切り出されたその石は見ていませんがきっと宝石のような値段でしょう。

寄り道ばかりで時間がなくなったので急いで最終目的地ミラノへ。
ミラノでも古い友人に会ったり、この秋展覧会をする予定の画廊を下見したり
いろいろありましたがまた次回、その展覧会のご案内も改めていたします。
それでは。