久しぶりに気合い入れて草刈りを始めました。
この時ばかりは嫌になるほどの広さです。
現在僕が管理している土地面積は約1500坪。
刈払機ではとても1日では終わりません。
しかも二つのことに気を付けながら作業してます。
一つ目はこれ
わかるでしょうか、メスのキジが巣を作ってます。
この時期交尾を終えたメスキジが背の高い草の間で卵を温めてるんです。
保護色なので近くに行ってもなかなか気づけません。
よほどのことがない限り逃げないし声も上げません。
そのため刈払機で傷つけてしまったという話をよく聞きます。
母親の愛は命がけですね。
ちなみにオスは派手な色して交尾時期だけケンケンと威勢が良いですが
メスが卵を守る時期はどこに行ってしまうのか全く見なくなります。
同性として情けないです。。。
巣を見つけたら周りの葉っぱを残してそっと見守ります。
去年は無事卵が孵りある日このようにもぬけの殻になってました。
もう一つ気を付けないとならないのが敷地内に群生してるニセアカシアの木です。
ニセと付いてますがこれがアカシアの蜂蜜が取れる木です。
友人の養蜂家の影響で蜜源植物を大事にしようと思い刈らずに残してます。
大きくなれば切ってしまうことはありませんが
幼木の時は他の雑草より小さいので見つけるのは容易ではありません。
草刈りをしながら2つのことに注意するのは結構疲れます。
それでも努力の甲斐あり僕のアトリエではどんどん増えています。
アカシアの森の下でキジが巣立つのを夢見てます。
ニセアカシアはとても強い外来種なので環境省等で管理に気を付けるよう指導してます。
しかし貴重な蜜源植物であることから産業管理外来種として守る気運が高まっています。
「蜜源植物を植栽、除去、又は伐採しようとする者は、その目的に反しない限りにおいて、
蜜源植物の増大を旨としてこれを行わなければならない。」
平成24年に改正された養蜂振興法第六条の文言です。
皆さんも蜜源植物を大切にしましょう。