2018年6月3日日曜日

アトリエの草刈り

久しぶりに気合い入れて草刈りを始めました。


この時ばかりは嫌になるほどの広さです。
現在僕が管理している土地面積は約1500坪。
刈払機ではとても1日では終わりません。
しかも二つのことに気を付けながら作業してます。
一つ目はこれ


わかるでしょうか、メスのキジが巣を作ってます。
この時期交尾を終えたメスキジが背の高い草の間で卵を温めてるんです。
保護色なので近くに行ってもなかなか気づけません。
よほどのことがない限り逃げないし声も上げません。
そのため刈払機で傷つけてしまったという話をよく聞きます。
母親の愛は命がけですね。
ちなみにオスは派手な色して交尾時期だけケンケンと威勢が良いですが
メスが卵を守る時期はどこに行ってしまうのか全く見なくなります。
同性として情けないです。。。
巣を見つけたら周りの葉っぱを残してそっと見守ります。
去年は無事卵が孵りある日このようにもぬけの殻になってました。


もう一つ気を付けないとならないのが敷地内に群生してるニセアカシアの木です。


ニセと付いてますがこれがアカシアの蜂蜜が取れる木です。
友人の養蜂家の影響で蜜源植物を大事にしようと思い刈らずに残してます。
大きくなれば切ってしまうことはありませんが
幼木の時は他の雑草より小さいので見つけるのは容易ではありません。


草刈りをしながら2つのことに注意するのは結構疲れます。
それでも努力の甲斐あり僕のアトリエではどんどん増えています。
アカシアの森の下でキジが巣立つのを夢見てます。

ニセアカシアはとても強い外来種なので環境省等で管理に気を付けるよう指導してます。
しかし貴重な蜜源植物であることから産業管理外来種として守る気運が高まっています。
「蜜源植物を植栽、除去、又は伐採しようとする者は、その目的に反しない限りにおいて、
 蜜源植物の増大を旨としてこれを行わなければならない。」
平成24年に改正された養蜂振興法第六条の文言です。
皆さんも蜜源植物を大切にしましょう。

2018年4月29日日曜日

初日の様子

ソウルでのグループ展オープニングを終えて無事帰国しました。



毎度のことですがソウルではほとんど寝る間もなく過ごします。
特に初日は展覧会場でのオープニングパーティーから始まり


会場を変えての二次会

 
そして3次会と
 
 
すでにもう寝てる人がいますがこの後4次会、5次会と続くわけです。
これ以降の写真はお見苦しいと思いますので割愛します。
 
僕自身も海外から友人が来れば嬉しいし
日本を楽しんでもらいたいので精一杯おもてなしします。
どの国の人も同じように外国人の我々が行けばもてなしてくれます。
しかし韓国の友人たちのそれは命がけとでもいいましょうか、
もてなされる側も相当の覚悟と胃薬とウコンを準備する必要があります。
 
なにはともあれ最高に楽しい時間でした。
肝心の展覧会は5月8日までです。
 
 
最後に僕の出品作品だけ掲載しておきます。
GW中ソウルに行かれる方がいましたら是非お立ち寄りください。
 
 

2018年4月20日金曜日

グループ展のお知らせ

International Sculpture Group
The 10th Exhibition in Seoul
2018.04.25~05.08
MAKE GALLERY
https://www.makegallery.net/

4月25日から5月8日まで、
ソウルのMAKE GALLERYというところでグループ展に参加します。
東京とソウルを隔年で巡回していた国際彫刻グループの展示です。
10回目の本展がこのグループでの最後の展示ということで
仲間たちとの酒盛りは盛大になるだろうと覚悟を決めて行ってきます。

韓国側の主なメンバーはイタリア時代からの仲間たちで
思えばもう20年の付き合いになります。
最近では年に1度くらいしか会えないので楽しみです。

この期間にソウルをご旅行される方は是非お立ち寄りください。
よろしくお願いします。

2018年4月17日火曜日

石位寺の石仏

仕事柄もともといろんな人と会うのですが
今月は特に沢山の人との出会いや再会があります。
先週などは用事のついでをはるかに超えて
兵庫、滋賀、大阪と久しぶりの人たちと会うために奔走しました。
自分でそうしているのだから自分が求めているんですね。
何を話したのか憶えていないのにしっかり心の栄養をもらいました。

京都での用事を一瞬で済ませ、またまたついでに奈良へ。
今度はずっと見たかった石仏に会いに行きました。

http://www.city.sakurai.lg.jp/kanko/syaji/kashiramoji/agyo/1395284534959.html

写真が撮れなかったので気になる方は検索してください。

桜井市にある小さな小さな石位寺という現在は無住のお寺です。
地元の運転手さんも知らなかったほど知られていませんが
ここにある石造浮彫伝薬師三尊像は日本最古にして最も美しい石仏とも言われています。
1300年経っているとは到底思えません。
用いられている遠近法も年代を考えれば驚異的です。
法衣や唇に施された朱色は後年のものとも言われていますが
はっきりとした調査は行われていないようです。
何より信じられませんがこの石仏は砂岩で出来ているんです。
砂岩というのは雨風にさらされれば数年で表面が荒れて
施した色なんてすぐに消えてしまいます。
保存状態が良かったとかそういう難しい話は置いといて
どれだけこの石仏が大切に守られてきたかということを想像せずにはいられません。
現在の収蔵庫は昭和52年建造のもので普段は扉も開いていません。
市役所の観光課に電話して予約すると近隣の方々が開けてくれます。
僕が行ったときも3名ほどの地元の方々がいてお茶を出してくださいました。
拝見した後「とても大切にされてきた仏様ですね」と僕が言うと
隣に住むという女性がどこか誇らしげに微笑んでおられたのが印象的でした。

1300年の間に収める建物はきっと何度も建て替えられたでしょう。
今この石仏を守る地元の方々のご先祖様もきっと代々同じようにしてきたのでしょう。
物の力で人が動かされ人の力で物が守られる。
作者としては最高に名誉な状況がここにはあると思いました。